
2012年6月19日(土)
午前中、浦和で、はじめての家づくり講座2「地震に強い家づくり」の後、
午後は、隣駅の南浦和で、実際に施工中の建物を見ながら、木組みの家の構造の見学会が行われました。
午前中の家づくり講座で、「筋交い」とか、「耐力壁」とか聞いて、何となくわかった気分でいらした方も、実際に現場で見てしっかり頭に入った!とのことでした。
やっぱり、見て触れることって大切ですね。
午後は、木の家だいすきの会サポーター・設計士の大沢宏さんが、木組みの家の構造について、わかりやすく説明してくれました。

追掛け大栓継ぎは、桁、母屋、梁などの継ぎ手として用いられ、大沢さんはこの継ぎ手を使うようにしているそうです。
この継ぎ方だと、継いだ木が1しっかり本化するそうです。
最近はカマ継ぎで継がれることが多いそうですが、
その継ぎ方だと、クレーンで継いだ木の両端をクレーンで持ち上げると、カマ継ぎの方は継いだ部分で折れてしまうが、追掛け大栓の方は全くそのようなことがないとのこと。
↓イラストで見て頭で理解して、実際に使われている現場を見て、わかりやすい!

↓は、渡り顎という継ぎ手

↓ 立派なケヤキの大黒柱。工務店さんからのプレゼントだとか?

この家の木は、天然乾燥ということもあり、艶やかで、とてもきれいでした。
また、プレカットでなく手刻みということで、とても木組みがきれいに見えました。
完成が楽しみです。
NPO木の家だいすきの会
コーディネーター(木の家づくりの水先案内人・木ピロ)
山本幸恵
posted by 木ピロ 山本 at 08:00| 東京 ☔|
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